ヨシタケシンスケ「ヨチヨチ父-とまどう日々」
正月から更新全くできてないですね…お久しぶりです。
正月明けから風邪ひいたり、離乳食が始まったり、実家の母が骨折しちゃったり、伯父が老健に入所*1したり、バタバタしていたらキチンと文章を書く余力がなくなり、気づいたら2月も終わりになってきました。
そんな中夫が買ってきたこの本が二人でヒットしました。
- 作者: ヨシタケシンスケ
- 出版社/メーカー: 赤ちゃんとママ社
- 発売日: 2017/04/22
- メディア: 単行本
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この本では父親側から見た育児の途惑いがすごくわかりやすく書かれています。
あーなんかわかるーと思ったり、夫もこう考えているのかなーと思ったり、かわいさや育児のなんともいえない滑稽さ(必死であるほど大人が滑稽に感じるんですよね、育児って…)にはははと笑ったり。
普段横目で夫と娘のやりとりを見ていると、夫がなんていうかこう…娘に必死にアピールしているように見える時があるんですよね。あと娘が嫌がるような事(しかし必要な事)をやりたがらなかったりして、そういうのってここで書かれている
パパは言葉で「しゅき」って言ってもらわないとわからない生き物なの
って感じなのかなーと本を読みながら感じたりしました。
このあたりはこっちからしたらなんていうかですね、我が子が自分を好きか嫌いかなんて考えている場合ではないと思ってるんですね。なんちゅーかこの子が何か嫌がることが今あろうが何だろうが産んだ限りは私が(健やかに)育てていくしかないんやーー!みたいな。
には母乳っていうすんごい武器があるんですけども、あれ、場合によっちゃ拒否されたりしますからね。これ母親全否定されたぐらいショック(泣きました)なんですけども、しかし傷ついたところで自分が育児を辞めることはできないと自覚してるんですね。
その覚悟の違いってなんなんだろうなーとは思います。やっぱり10ヶ月お腹で育ててるからなんでしょうかね。
とはいえ、この本を二人でハハハと笑いながら読めてるのは、夫が良き父として育児に頑張ってくれているからだと思います。
私自身、娘とずーっと二人だけでいるの、ここは正直にはっきり言いましょう、無理です。心も体もほんとにしんどいです。
なのでなんかある時に夫が娘を抱きあげて別の部屋に行って面倒見てくれたりするとホッとします。
いや、ホント感謝してるんだよ!!
もちろんイラっとすることもある。それは私とは長く違う人生を生きてきた人間ですからしゃーないと思ってます。
それに私もやっぱりヨチヨチ母なので、尚且つパーフェクションな母親になろうとか全く思ってないので、ヨチヨチ父に落胆してる場合でもないなーと思ってます。
ただまあ今後まだまだ頑張ってもらわなければならない…ええ…私も頑張らないといけないのでね!!
というわけで私のような母親にもおすすめの一冊です。
*1:足腰が弱って自宅だと限界があって本人の意向でできたばっかりのところに入れました。衰えはしてますが今のところ結構元気です