ちえこ風呂具

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先日のWeb拍手のお返事で長瀬の歌について書いたら、ちょこちょこと反応がありました。元の文章は8/13付の日記「音楽を聴く快楽をもう少しだけ
まず、個人的に「そんな事を言わないで」と言われる事に対しては、私もわかるところもあります。キツイ事を書いてあるのを見ると哀しい気持ちになりますね。そういう部分では申し訳ないなあと思います。
ただ私自身も「この回の長瀬の歌はちょっと…微妙だわ…」と思ったので哀しい事に図星といえば図星なのですね…。
 そしてそこで「いや、長瀬はまだ若いから」とか「今回はたまたま調子が悪くて」とかそういう理由付けをファンがしなければならないのは、彼が歌手としてのキャリアを考えると、それはそれで哀しい事なんじゃないかと私は思いました。
 もちろんアイドルとして多忙な日々を送っている彼に、単純に「もう10年も歌ってきているんだから」というのは酷であるのもわかっています。ただ、それを一般の視聴者に理解してもらうのも難しい事だと思いますし、理解してもらうと言う事は結局「ああ、アイドル歌手ってそんなもんよね」という評価しか受け入れられないという事ではないでしょうか。そしてそういった評価をされている間というのは、例え彼等がどんなに音楽の仕事を充実させたくとも、現実のものにするのは難しいのではないのでしょうか。
今回は発端が「僕らの音楽」における横山剣とのコラボレーションという事で、どうしてもそこに剣さんの歌と比べてしまうところがあったのかもしれません。そしてそれは年齢的な部分からして厳しいのかもしれません。しかし友人の「下手クソ」という言葉には、また私が「微妙だわ」と感じた気持ちには、年齢だけで解決できない問題があると思います。
個人的には別の方へのレスに書いたように「5年後の長瀬がどう成長していくのか」が楽しみでもあるんです。アイドルって成長を見守るのが楽しいんじゃないのかなー、というのが私のアイドル観のひとつなので。
 でも彼*1には波があるので、手放しで誉めてあげたい時と、思わず眉を顰めてしまう時があるので、せめて好・不調をもう少しコントロールできたら私は大変嬉しいですね。

*1:だけではなく、TOKIO全体に言える話ですけれども