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せっけんいろいろ調べてみる

先日からひたすら廃油石鹸について調べています。調べているといろいろ面白いです。本当は肌トラブルや匂いに関しての改善する方法を探していたのですが、匂いは兎も角、肌トラブルに関してはあまり有効な情報が得られませんでした。
会社の石鹸は作っている方の扱いが薬事法にひっかかるのではないか?という問題が出てきたので、次の会議の議題となりました。ちなみに顔や身体に使う石鹸は化粧品扱いになって、販売や譲渡をするには認可が必要になるそうです。まあ、使って身体に異常とかあったときの事を考えるとそれも当然の事だと思います。
それでも個人間でやりとりをしていたなら良かったんでしょうけど、うちの会社は従業員も少なくないし、作ってる方が何故か会社全体へのアプローチが多いのと、手洗いや洗顔等の使用を勧めているのが問題でした。たくさんの人に使ってもらうとなると色んな問題が出てきます。トラブルが発生しても大勢の第3者が相手だと個人で責任が取りきれなかったりしますよね。そうすると無用に当人が大変な思いをする事になるので、このあたりは慎重に接する事が大事だなあと思いました。
今回色々調べてみて気付いたのですが、ネットでは手作り石鹸を販売しているサイトが沢山あり、でもその大半はこの法律を無視したものでした。サイトの大半には「薬事法に触れるので雑貨として販売しております」と同時に「肌に良い」等の謳い文句も載せてありました。そして最後に、使用する場合は自己責任で…とありまして、品物をを販売するにしてはなんとも心もとないものだなあと思いました。
人其々に事情があるのであんまりキツイ言葉は使いたくないのですが、認可を取るのが難しい事を言い訳にして責任逃れをしているような、そんなふうに見えました。良いものを販売するのであれば、認可を受ける為の前向きな努力をしたほうがよいと思うのですが、そういった感じの方があまりに見受けられなかったのがとても印象的でした。
こういったサイトを見ていると非常に危うく思えて「もっと自分を守らないといけません」と言いたくなります。法律が全てではありませんが、でもそういった事をきちんと視野に入れることは自分やお客さんを守る事でもあると私は思うからです。