ちえこ風呂具

日々の事とかTOKIOとか織田信成君とかフィギュアスケートとか

パンフレットの話

23日後もなんかずっとライブの事とか、TOKIOの音楽性の事とかを考えているので、ライブとアルバムの事をいつまでもかける気がします。でもとりあえず今日はツアーパンフレットの事を。

デザイン及び編集のこと

今回この感想を書くにあたって他のパンフレットをいろいろ見聞したんですが、毎回編集が凝っていていろいろ考えて作ってるんだろうなあ…なんて思いました。他のグループのパンフレットとかわからないけど、アルバム風にしたり、スケッチブック風にしたり、ケースに入れて缶バッジ(笑)つけてみたり、携帯の説明書みたいにしたり、おっきくしたりちっちゃくしたり、分厚くしたり薄くしたり、シンプルにしたり凝ったり、一言だけで答えさせてみたり、長い文章を多めにしてみたり、ホントにいろいろ。形状でいうならA5サイズからB4サイズまであって、こんなに収納に困るもんない(笑)。
そんな今回のツアーパンフは雑誌風。表紙は写真モノクロでツアータイトルだけダークブルー。は!良く考えたら表紙にメンバー入ってるパンフって久々なんじゃ…!!と思ったらSUGARがありました。というより10年間でこれ以外ない。中はメンバーそれぞれの紹介文といつものようなライブなどに関するテキストと17の質問で構成されてます。

写真のこと

表紙のリーダーが、多分パンフに入っているリーダーの写真の中で一番かっこいいです。かっこいい、というかセクシー。がっちり正面向いてるメンバーとはちょっと違う趣です。太一の肩に手をかけて、一人だけ斜め目線。あとぐっさんが体系がいいっていうのがわかる立ち方をしてます。かっこいいの。
あと全体のバランスがいいように、太一とぐっさんが前の方に、リーダー真ん中、長瀬と松岡が後ろに、上手に配置されてます。この全体写真は中表紙と裏表紙にも使ってあって、それぞれ微妙に違いますが、中表紙のリーダーはヒガシ立ちです(笑)。
個人の写真はこれどこで撮ったんやろ…というぐらいバラバラなのですが、別々やったんかなあ…。
リーダーは教会。松岡はビル??近代的な駅??それとも空港??無機質な白の背景。ぐっさんは緑豊かなコテージ。太一は東京湾沿いのおしゃれなマンション。長瀬も海ですがこっちは横浜っぽい。ちょっと海風さらされてますって感じのこれは、コテージじゃないような…海の家??
皆それぞれ、個性に合わせた場所なのがすごいなー。というより、こんだけ個性バラバラなのね、TOKIOって。おもろいなあ。
個人的にリーダーが教会っていうのがなんかこう、私のおなかのそこからなんか上がってくるような感じで(苦笑)、好きです。スーツのリーダーと教会ってなんかいい。ストイックだけど、清廉さはない…みたいな。教会って白いイメージ(建物が、じゃなくて空気感が)でしょう。でもリーダーはまっ白い人ではなくて、複雑な色合いがある人だからそのコントラストが濃密な感じがして好きなんですね。で、一番最初の教会の扉に軽く凭れてる姿が、なんかもうドラマが生まれそうです(笑)
あと階段から上を見上げてるのも印象的。階段から上を見上げる写真というと、どうしても私は美男の国からを思い出します。あのときのレンズに向けた無防備で真っ直ぐな表情と、茶色のビー玉みたいなおっきな目が忘れられない…。もうあんな無防備な目ではレンズを見てくれないだろうなあ…なんて事を、今回の写真を見ながら思いました。
でも、今回のパンフの写真では圧倒的にぐっさんが美しかったです。先ず立ち姿が美しい。立った時の腰から足にかけてのシルエットも美しい。あとまつ毛ばさばさなのとか目のところに影が出来るのとか、もう…もう!!
こんな41がおるか!!
といういでたち。他のメンバーでいうと、太一は男子ごはんっぽい感じ。いつも思うけど膝小僧かわいいですよね。長瀬はいつも通り。松岡はなんか変なサラリーマン風(笑)
17の質問の写真はスタジオでリハ中のもののようです。全体的にすごく楽しそう。そんでもってぐっさんは相変わらず立ち位置美しい。というかどっから見ても美しい…隙がない!
松岡はスタイリッシュな個別写真とはうってかわって髭とかなんか小汚いんですが、私はこっちのが好きかなあ。松岡のこういう時の服装っていつもてれっとしたTシャツにジーンズとかでスーツの時とギャップが激しいんですけど、表情も豊かでかちゃかちゃ喋ってる声が聞こえてきそうなのが好き。しかしスタジオでグラサンはどうかね。えー、あと太一はいつも通り。長瀬は頑張って歌っていたりギター弾いたり、そしてやはり小汚い。というかもしかしてビジュアル的に髭がダメなのか私は?いやでも基本的に長瀬はどのショットも基本男前ですよね。男臭い感じで匂ってきそう(笑)。
で、リーダーはなんでリハ中もカツラかぶってんの??ホンマ不思議なんですけど。レコーディングの時は地毛やったやん。個別の時に合わせてるんでしょうか??ライブパンフやのに不思議。

テキストのこと

今回すごいなーと思ったのは紹介文がついてるところですね。今までテーマに沿って皆が答えてるだけだったのに、今回は第三者の言葉が!!誰かなーと思っていましたが、明確な人物などの表記はありませんでした。ホンマ誰なんやろう??
ロングテキストは自由課題っぽいけど、ライブの事とアルバムの事、今のTOKIOの音楽性、TOKIOというバンドの在り方についてをそれぞれ語ってました。TOKIOは民主主義である、とリーダーが答えてましたが、メンバー全員がそれぞれ、きちんと意見を出し合ってTOKIOの音楽を作っている事がわかる内容です。
あとぐっさんがTOKIOの音楽が固まってきた、と言い、長瀬がバンドスタイルが確立できた言ってますが、私もそう思いました。アルバムを聴いたときに「あ、TOKIOはこういう作品の方向性で行くんだな」というしっくり感というものがあって、楽曲は一つ一つバラバラなんだけど、でも同じ方向を見ているというか、幹がきちっとしていて、それで枝葉がある感じ。最初のころはへろへろであっちやこっちにバラバラになっていた幹が太くなって真っ直ぐ上を向かっていくような、そういう印象を受けたし、それはライブでもかわりませんでした。
バンドってバンドのはっきりしたカラーが必要だからか、基本一人が曲を書いてみんなで演奏して、というパターンが多いわけですけど、その中でTOKIOはみんなで詞を書きあって、曲を書きあって、編曲もして、そのなかでいらないものを落としたり、足りないものを足したり、自分たちでできないものはストレートにサポートを受ける、そういうスタンスを決めたんだなあ、と思いました。
17の質問はホントパーソナルなものだったのですが、個人的に女性との友情についての内容が印象的(笑)。ぐっさんと長瀬は成立しない派で、あと3人が成立する派。これってあれかな、男性コミュニティの中にがっつりいるかいないかの違いかもしれません。もしくは男性と女性の友情のスタンスの違いを受け入れてるかそうでないかというのも…あるかも?リーダーはちょっと勘違い??でもないか??個人的にそれは…あなたがそうじゃなくても相手はどう思ってるかわからんで…と思ったわけなんですけど、まあいいか。
座右の銘の長瀬の答えがすごく好き。これうまい!!と思いました。TOKIOの音楽性を説明するのにどう言えばいいかわからなかったんですけど、そうなのそれなのよ!という。「No pain No gain」。痛み無くして利益なし。哀しみなくして喜びはないし、苦い思いなしでは人生は光らない。ああ長瀬…大好きだーーー!
それ以外にも長瀬の言葉はなんか、かっこいいな!みたいに思うものが多くて寝る前に考える事とか「宇宙の音ってどんなんだろう」とかあんたかっこよすぎだよ〜!と思いました。TOKIOとは?についての「TOKIOは、TOKIOなんだよねえ」とかも。確かにこれはいっつも聞かれている質問ですよね。それ以外もあなたにとってTOKIOとは?の質問はホント皆それぞれ、面白かったです。太一の「TOKIOとは?って問われる存在なんじゃない?」とか「山口達也TOKIOであるということです」とか。リーダーは肩書で、松岡は縁*1
悲しいことがあった時の質問はリーダーに切なくなってしまいました。その場は平静な顔をしてすっと通過させるっていうのが、なんかこう…悲しみなれしてる感じの答え方でした。リーダーにそういう質問しちゃダメです、私がいろいろ想像してしまうので…。というかこれ特定の悲しみに対する答えじゃないですか?なんか違うくない??
とはいえ、最終的には眺めてしまうのね…その感情…とか思うともうもういろいろ…。
というかツアーパンフで、質問の一番最初でなんでこれなんだろう??と思いました。TOKIOらしいといえばらしいのですが、ついいろいろ考えてしまいました。まあ想像しても本当のところはわからないんですけど。
えーと、あとリーダーの質問の回答に特化してうーんかわいい…いやそれダメ…やっぱかわいい…小さな幸せでチューペットの最後んとことか……
ダメだ!!かわいい!!!
おっさーんおっさーん!このおっさんどーしよー!!(大混乱)
みたいな(笑)。寝る前にクーラーつけるかつけないかとかも、なんかもうかわいいなって思ってしまった私はアホです。
ともあれ、この17の質問はどのメンバーもふと声が聞こえてきそうなイメージがしました。松岡がかちゃかちゃしゃべってる感じとか、長瀬のインタビュー特有の不思議と低く落ち着いた感じとか、太一やぐっさんのナチュラル感、リーダーの不思議な感じ、どれも読んでいて面白かったです。

*1:えにしって振り仮名ついてました