ちえこ風呂具

日々の事とかTOKIOとか織田信成君とかフィギュアスケートとか

ココ日10周年!

おめでとうリーダー。
ありがとうリーダー。
今回のN、Mのバックナンバーをまとめて読んで、リーダーのメッセージにふっと瞼が熱くなりました。
リーダーの詩や詞を読むと、リーダーって本当、詩的感性の持ち主なんだなあ、と思います。私が俳句をたしなんでいる事と、うちにプロの俳人がいるから思う事ですが、

  • 言葉を組み立てて、崩して、また組み立てる
  • 一つの言葉の組み立てからまた別の視点の組み立てを考える

というような事をリーダーはよくしてますよね。俳句をやっていると言葉の組み立てがすごい大事で、作っているときはひたすらイメージを言葉に乗せてそれを組み立てていくことを繰り返します。で、そういう事をやっているとこの上記の二つが出来るってすごいなあ、って思うんです。
うちの叔父はよく俳句を作るコツとして「一つの俳句を作ると、また逆の視点で俳句を作る。こうすると俳句はどんどん出来ていく。簡単やろ?」というのですが、これがホント、なかなかできないものなんですよ。逆の視点の意味がもうわからんもん。
でもそういう事がリーダーは出来ていて、確かCの時に男性視点、女性視点、で一つの言葉から詞を考えるって事をやっていて、すごいなって思いました。
それから、ココ日の書籍版が出たときにも思ったんですけど、リーダーは完成したものを崩すことに躊躇いがないですよね。アルファベットバージョンが始まってから、リーダーはアルファベットに添ったひとつの物語をずっと作っていきましたけど、でも書籍が出来た時にそれを再編集かけたじゃないですか。アルファベットの物語って完成した一つの作品だと思うんですけど、あれをあんなふうに別の作品の形にしてしまうって私には到底できない事だなあ、と思います。
あれこそ書籍にすればいいのに!っていうか私やったらしたい!って思うんですが、リーダーはそういう自分の形みたいなものに固執しない人なんだよなあ。すごいなあって思います。
あとまあ一つの言葉からイメージを広げていくこと自体すごいんですけどね。
という事をぽつぽつ考えさせられた10周年でした。
さて、このあたりの事をちゃんと感想として出さないとなあ。