ちえこ風呂具

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フラジャイル 1話

長瀬がインテリ役を演じるのは、私の記憶違いでなければ「弟」石原慎太郎役以来ではないでしょうか。「弟」を見ていた時も思っていたのですが、インテリ役をすると相貌を崩すことが少ないので長瀬の整った顔立ちが凄く引き立ちますね。
若干勧善懲悪的なラストになりましたが、臨床医側の悪というよりは誰しもが持つ人の慢心から誤診は生まれるのかなーと思ったりもしました。個人病院などで診てもらっても良く病名がはっきりしないことってありますもんね。薬を飲んで様子を見てみましょうみたいな。わからないことに対してどこまで追求できるか、そのさじ加減が振り切ってるのが岸先生なのかなーと思いながら見てました。でも振り切っているからこそ間違いのない診断が出来る。こういう先生がいると安心できるけれども、確かに診断の効率が悪くなりそうですね(笑)。でも岸先生は「早く」「完璧に」病気を確定できる先生みたいなので、安心しかないのかな?臨床医との信頼関係が出来たらいい病院になりそうですね。
私は、キャストがきちんとその役柄に嵌っているドラマが好きです。NHKの朝の連続テレビ小説などは、本当にかちっと役柄に役者をはめてきてますよね。この役者さんを使うからこの役柄…みたいな事が殆ど無く、役柄に合うとなると役者畑じゃない人も持ってくる。ああいう感じをこのドラマにも若干感じます。特に長瀬以外の主要キャストの2人がきちんと入りこんでいるところがいいと思います。長瀬にまだちょっと違和感を感じるのは、私がバラエティーの彼を見すぎているからかもしれません。
「フラジャイル」はドラマを基本見ない私からすると「泣くな、はらちゃん」ほどの求心力はないのですが、次のストーリーが気になるぐらいには気になるドラマです。曲もいいですね。ラジオで聞いた時も「これは結構好きかもなー」とおもってましたが、ドラマのエンディングの風景にしっかりあっていて益々好きになりました。私は曲の売れる売れないや良し悪しはさっぱりわかりませんが、ドラマの主題歌は曲そのものの印象よりも「ドラマが当たる」「ドラマのイメージに曲がちゃんとマッチしている」ことが重要視されやすいので、ドラマを見る人が増えるとこの曲の認知度が上がってくるのではないかと思います。