ちえこ風呂具

日々の事とかTOKIOとか織田信成君とかフィギュアスケートとか

光とともに… 8話

もえ、よくやったねぇ、えらかったねぇ
ともかくもえちゃんのママともえちゃんに泣かされた回でした。一番になれなくても、周りに追いつかなくても、追い越さなくても頑張っているだけで評価できるのはきっと親だけです。確かに教師もそうあるべきなんだろうけど、比べないわけにはいかない。それは競争社会だからではなく、大勢の生徒の全てに対して教師が個々に接するというのは非常に難しいからです。そして全員が、一緒に成長していく方法もありません。なので一定のペースで学んでいけば、誰かがどこかで落ちこぼれます。
しかしこうやって周囲の家族環境もきちんと描いているあたりがこのドラマの良いところだなあ。
ところで改めて感じたことですが、自閉症の人たちにとって、自閉症ではない人たちの法則にのっとって生きていくのは非常に難しいことなんですね。「ストレスいっぱいかかっちゃったねぇ」と里緒先生が言うとおり、「普通」の人たちの中にいると、光くんは沢山のストレスを抱えてしまう。でも自閉症患者が少数である限り、その中で生きていかないわけにはどうしてもいかないわけです。その為に、何とか世の中と上手くコミュニケートしていく為に今、光くんは訓練しているのかな、と感じました。そして私もまた、彼らとの接し方をこのドラマを通して学んでいるのかな、と思いました。
それにしても、いっけい先生はどうなるんだろう。大丈夫かいっけい先生!頑張れいっけい先生!