ちえこ風呂具

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鯨を食べているかそうでないか

ただ今、内田康夫の「鯨の哭く海」を読んでるんですが、始めて読了前からテーマについてネットで調べてしまうような衝撃がやってきました。
浅見光彦って鯨をあんまり食べてないの…?という衝撃。
序盤に出てくる浅見家の会話では、鯨を食べるか否かについての会話が交わされているのですが、雪江夫人と光彦の会話がすごく疎遠なんですよ。「あなたは食べた事あるでしょう?」みたいな。雪江夫人の「昔は大和煮やベーコンというと鯨のことでしたよ」と言われてまた衝撃。
 ちなみにうちでは鯨ベーコンが普通に食卓にあがってました。小学生とか中学生ぐらいまでだったけど、うちの定番料理の中には「鯨ベーコンとキャベツの炒め物」が必ず入ってた。なので小さい頃の私にとって「ベーコン」とはあのピンクと白の鯨ベーコンで、それなりに年を経てから豚のベーコンを見たときは「同じベーコンなのに、なんでこんなに形も味も違うんだろう」と思ったものでした。あの頃は、あの二つのベーコンが全く別の食材から出来てるとは思わなかったんですね。同じくコロ(鯨の背油のところね)も普通におでんに入ってた。まあおでんのコロは関西特有のものかもしれないけれども。
でもいくらサザエさん方式でさほど年を取らないと言っても浅見光彦は30代だというのに!私も30代だというのにどうしてこのようなジェネレーションギャップが!!
という衝撃で夜も眠れないわ…。