白井恵理子『劉備くんシリーズ』

買ってしまった…

劉備くん’08春 桃園畑でつかまえて (MFコミックス)

劉備くんそれゆけ赤壁オリンピック (MFコミックス フラッパーシリーズ)

なぜ最初からじゃないのかというと、表紙にやられたからです。表紙から笑わせてくれます。というか近所の本屋には玄徳くんと桃園畑しかなかったので、どうせ途中から買うなら…と思ったからでした。ちなみに赤壁オリンピックは別の本屋で購入したんですけど、これは本気で表紙負けしてしまったのです。
もう大分前に読んだきりだったのでキャラクターとか覚えてるかなーと思ったのですが、ちゃんと孔明さんは劉備のお母さん*1だったので安心安心。
個人的に大ヒットだったのは、劉備軍の連絡網*2に曹操の名前が紛れこんでてそのまま作戦が曹操にダダ漏れ…というネタでした。あとは「周喩末期のオーラの泉」とか…。前世でも格差ありまくりの周喩と孔明というのがおかし…いや哀れすぎます。ちなみにさりげに愛エプネタとかもあるんですよ！
それ以外にもインターネットに弱い曹操軍とか、(国が三つしかないのに)赤壁五輪に出るかどうかで揉める呉の人たちとか本当に笑えるので是非是非読んで見てください。多分三国志を知ってる人のほうが面白いと思うのですが、あんまり知らない人でも十分面白く読めるのでお勧めです。

*1:アホでぐうたらでダメダメな劉備にいつも突っ込んでいる

*2:普通のあれです。この人たちは作戦の伝達を電話でしてます