ちえこ風呂具

日々の事とかTOKIOとか織田信成君とかフィギュアスケートとか

泣くな、はらちゃん 2話

しまった、はらちゃんサイトで3話のストーリーを読んで不思議とじーんと来てしまいました。トップ画像からもわかるけど優しい世界なんだなあ、はらちゃんってドラマの世界は。
で、2話は、はらちゃんが恋に気付いた話。田中君の「ピュアだなあ」という小さいセリフは、なかなかニクイですね。とんちんかんになりがちなはらちゃんのセリフやリアクションに、さりげなく説明を入れてくれてます。
それにしても田中君っていいキャラクターですよね。なんか自分の中で丸山くんって今まで顔だちがよい人だと特別思った事がなかったんですが、かっこいい子だったんだなー、とドラマを見ながら思ってます。今までごめんよ、マル。
中華料理屋を出てきたときに、越前さんに黙って去っていく姿がすごくいいです。清美ちゃんもいいなーって思います。神社よりちょっと前で歌う清美ちゃんは、最初に越前さんに宣言した通りに精一杯頑張ってるんですよね…。
そして越前さんは相変わらずあきらめ人生まっしぐら。前回よりはちょっと頑張ってるけど、大好きな漫画が無くなっても結局諦めちゃったりしてる。
多分半分ぐらいの大人の人生はあんな感じで、好きなものをどんどんあきらめて、大したことないってつぶやきながら心に傷をつける事をしていても、きっと生きていけちゃう。世の中の大多数の価値観の中に、周りにあまり理解されない自分の「大好き」って気持ちを埋もれさせて、じっと黙って歩いていけちゃう。
でもそれってさみしい事なんだよなあ、って改めてはらちゃんの言葉に思いました。私もちゃんと私の片思いを大事にしないといけないなあ、って思いました。
現実の人間はいろいろ考えすぎちゃうんだけど、でもそんな中でにはらちゃんの真っ直ぐな姿はかっこ悪いけどかっこ良くて、やっぱりヒーローなんだなって思いました。
それにしても笑いおじさんにかまぼこが渡せておじさんがおいしいって喜んでて、で、ポスターにもやったーって喜んでる姿が描かれてて、越前さんの思いと漫画ノートの世界は密接につながっている気がしました。どちらも越前さんの中から生まれたんですもんね。