今月買ったCD

夜寝る前に気持ち良い曲を聴きたい、という事でyoutubeで探した結果、エンニオ・モリコーネのCDを購入しました。

モリコーネ・プレイズ・モリコーネ

ニューシネマパラダイスがすごく好きなのです。ピアノの流れるようなアルペジオから管弦楽の組み合わせが本当に美しく、ふっと涙が出そうになります。申し訳ないというか残念なことに実際の映画は見ていない*1のですが、曲だけでも素晴らしい。家族の優しさとか郷愁とかそういうものを感じさせる音楽です。ただCDに収録されている曲は全て夜聴くのに向いている…というわけではないので、寝る前は寝る時用のプレイリストを作成しています。映画「ミッション」のガブリエルのオーボエもとても美しい曲です。もちろん、寝る前以外は前曲通して聴いているのですが、続・夕日のガンマンも本当に壮大で気持ちいいです。
と、同時に買ったのがこちら

暴虐のからくり人形楽団

発売していたのは知っていたのですが、なぜか買いそびれ続けていたのがこの暴虐のからくり人形楽団です。もう、すごいいいですね！たまりませんね！！とにかく最初のうみがめスープとハサミトギを追いかけてが秀逸です。前回は谷山浩子の世界に迷いこんできたROLLY氏という感じでしたが、今回はもっと入り込んで、交じり合ってぶつかり合って新しい宇宙が誕生した感じ。とにかくROLLY氏のギターや歌が遠慮なくなってきているのが良く解ります。また前回は浩子さんの曲を元に作られていたのが、今回はROLLY氏の楽曲も入っていて、それがまたこのCDの世界をきっちり作り上げているんですよね。
個人的にはギターがバリバリ入っている曲が一番好きなのですが、全く卍が参加していない「歯ぎしりがとまらない」もすごくいいんですよねー。語りのエフェクトのかかり具合もすごく好き。声の部分で言うならば「人魚は歩けない」のROLLY氏の上ハモがゾクゾクするぐらい気持ちいいです。「意味なしアリス」の途中ミスってしまったあたりもめちゃくちゃ楽しいし、「しっぽの気持ち」はROLLY氏が入ると猫や犬のしっぽではなくゴジラのしっぽに聴こえるのがおかしくて、ホント皆で面白がって作りました、というのがどの楽曲からも伝わってきます。

*1:私は映画を見る事があまりないので。