ちえこ風呂具

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すごいとは言えないリーダーへ

一日遅れましたが、城島茂さん、45歳の誕生日おめでとうございます。今日まで見れなかった20周年DASHをようやく見ながら書いています。
島特製お歯黒を作る過程を見ながら愛のエプロンを思い出しました。特製のお茶を口にしておいしい、と言ったあとの「この渋み、苦味、えぐみ」のくだりに
うまみ全然ないやん!
と突っ込ませていただきました。味覚は危険を察知するのに大切な器官です。リーダーの舌をおかしくしたテレ朝に、今更ながら一言苦情申し上げたい気分になりました。こんな無謀な舌を持つタレントに育てた責任をテレ朝にとってもらいたい…。
ところで数年前に、リーダーのすごいところがいえない、と書きました。ここがすごい、ここがすばらしい、そういった事を論理的な言葉にするのが難しいのが城島茂というタレントだと書きました。最近スタッフの方のリーダーの話を読んで、その答えが出たように思いました。
ミッキーマウスのような人なんだ。アイドルなんだ。
冒険にワクワクするような少年の心のままに仕事をする。でも若いスタッフの意見も大事にして育てていく、大人のふところの深さももっている。老成したような達観している部分もあるし、でも中々見えないけれどもギラギラした野心もある。先走るような悪ふざけもするし、でも本当にやるべきことに粘り強く挑戦していくあきらめの悪さもある。全てにおいてポジティブな明るさをもっているようで、その底に静かに闇を抱えている。計算しているようで計算していないふうに見えるし、計算していないようで計算しているようにも見える。重いと思って持ってみたら意外と軽いときもあるし、軽いと思ってるとたまにふとずっしりとした重みを感じる。
そんなアンバランスな性質を、不思議なバランスで自分の身で表現している。それがリーダーなんだと思ったらわかりやすい表現ができない理由がわかった気がしました。