カバーアルバムがなぜ駄目なのか？
昨日の日記(id:chieko_san:20040708)へのコメントや、えいなさんの昨日の日記(id:peachlime:20040708#p3)、もちろん他の日記*1などでも結構話題になった今回のTOKIOの10周年記念アルバムなんですが、話題性は十分あって、多分売れ行きも良さそうな予感がしているので、事務所としてはこの企画は成功なのかなーと思いました。
うん、でも私としては小西康陽*2とか曽我部恵一とか、え？細野晴臣＆高橋幸宏？！ちょっとまて角松敏生ー！？とかプロデューサー陣にびっくりさせていただかなくても、全然よかったんですけど。
もちろん楽しみじゃないっつったら嘘になります。TOKIOがどう歌い上げるのか、どんなアレンジが施されるのか、それを考えたら楽しすぎる。でもやっぱり今でもちょっと複雑であったりします。
その、だからってカバーアルバムが駄目って事は無いんですよね。企画モノが駄目というわけでもない。他のアーティストのカバーアルバムとか好きだしなぁ。トータス松本の「TRAVELLER」*3なんかもう、「愛してる！！」の域に入っちゃってるし。中森明菜の「歌姫」も好きだった。
ただなんでTOKIOのだけが駄目なのかっつーとそこに愛が感じられないからなんですよね。いや、嫌いじゃないと思いますよ。やっぱり先輩の曲だし、もちろん名曲(迷曲？)もあるし。
でも「何でも好きな曲をやってもいいよ」って言われたら、多分彼らは、別の曲を差し出すと思うんですよ。好きだからって洋楽やれとか思わないし、出来ないと思うし。でも邦楽でも、それも同じジャニーズ楽曲であったとしても、選曲は全く違うかったんではないかと思います。
私は好きな曲をやってこそ、カバーの意味合いも出るんじゃないのかな、そう思うので、まあ今回のお仕着せ的10周年記念アルバムの企画としては、ちょっと、ねえ。今の時点の私としては厳しい評価だけど、不可に近いですね。
で、何でセルフカバーかっつーとライブなどでね、昔の曲、そう、2002年の「うわさのキッス」とかですね。あれを聞くと格好良い曲だなーと思うんですよ。でもCDで聞くと一気に●年前のおこちゃまソングになってしまう。声も演奏も下手だし聞いてられない。もちろん今だって「すばらしい！」とか思える程ではないし、曲の完成度で言えばライブは荒削りです。でもせめて10年経ったという証みたいなCDを作って欲しかったし、今の力を、分かりやすく聞かせて欲しかった。
大体10周年記念じゃなかったらセルフカバーアルバムを作れる機会っていつあるの？個人的には10周年じゃなくても、いつでもセルフカバーはやって欲しいけど、そんなのやってる暇ないじゃないのよ！という、まあこれはワガママなんですけどね(笑)。
でもファンの間ではこの希望は結構出されていた筈なんですが…いつかやってくれるのかしら…いつになるのかしら…。…やってくれないのかしら…。
まあそういう不信感もあります。
で、ここからは昨日のコメントのレスです。
>！さん
TOKIOって、嫌でも、絶対嫌って言わないグループだなあと、思うんですよねぇ。そのあたりがもどかしかったり、腹立たしかったりします。事務所も何考えてるんだー！という反面、こうやって大々的にやってもらえるというのは、TOKIOは事務所に押してもらってるんだなあ、と無理やり納得させてみたり(苦笑）。
う、薄荷キャンディーですか！私はKinkiだったらカナシミブルーを松岡ソロとかやると面白いかなーと思います。すごく男っぽくなるかも…。
>id:koinuさん
TOKIOファン以外の方は、TOKIOを通りぬけてプロデューサーや元の楽曲に注目しているのから、TOKIOそのものを見てるTOKIOファンとは全く反応が違うのかなあ、と思います。
個人的に私はトシちゃんの甘ったるい系の歌い方はリーダーに合うなーと思ってるんです。でも去年のカウントダウンの時に歌った「抱きしめてＴＯＮＩＧＨＴ」皆それぞれ良い感じに歌い上げてましたねぇ。でも松岡の場合マッチとかもいいかなー…とか思っている私です。
