ちえこ風呂具

日々の事とかTOKIOとか織田信成君とかフィギュアスケートとか

演技者。「アメリカ」

上記の通り、Nさんちでアメリカを見たんですよ。私がちょうどTOKIOにはまった当初に見たのがこのアメリカで最初見たとき「わけわからんなあ」と思ったんですが、再度見るとすごく良いドラマでした。
1回目の感想はここでちょっと書いたのですが、兄って最初、10年も離れて暮らしていた弟が死んで「迷惑だ」としか思ってないと思わせるような感じで、でも実際はそうではなくて最後には弟が死んでかなしい、と思えるほどの愛情をきちんと持っている、ということが判明していくんだけれども、その弟との接点を見出していく中での表情の変化が、2回目はわかりやすかったです。
というか兄はきっと戸惑っていたんだろうなあ。10年離れていて、生活の中に居なくなった弟が、なんかわけのわからないアメリカで死んじゃって、抜け殻みたいな部屋を見せられて。それがエロ本であったり、自分が無くしたと思っていたCDであったり、そして毎日出てくる輪ゴムからどんどん弟の存在感が自分の中で溢れかえってきて、それと同時に弟がもう居ないという事実もやってきて「なんだよ!なんで今いないんだよ!」ってそんなことを思いながら泣いたんだろうなあ。あと画面の作りこみ方が美しいですね。黒いハンカチーフが画面的にイマイチだったので余計にそう思った…*1。いや、ホントあれもうちょっとレトロな感じにすればよかったのになって思ったもんで、って今言っても仕方がないんですが。

*1:でもオープニングはすごく良い。城島さんも山口さんもとっても良い。