ちえこ風呂具

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譲れなかったからきっと今がある

TOKIOのライブには譲れない部分がある、と昨日の日記に書いたらアニシさんがまたよい感じにコメントをして頂いて、日記のネタに困らない最近の私です(笑)。
タレントが大勢のファンに向けてひとつのパフォーマンスを行う場合、そこにはどうしても意思の齟齬があります。TOKIOは基本5人が一つの想いで動くけれども、ファンは1人だけじゃない。そうすれば同じパフォーマンスを見ても必ず意見が分かれます。あっちは良いと言ってもこっちが良いというとは限らない、100人いたら100人が同じ「良い」が返ってくるわけではない。
だからタレントはファンの為に色んな意見を聞いたりするけれど、一番最後は「絶対譲れない部分」を大事にするんだと思います。どのファンに向けて…とかではなく自分達が「こうありたい」と望む部分を一番最後に出すんだと思います。これはTOKIOに限らず、どのタレントもそうなんだと思うんですが、多分TOKIOはそこのところがファンにはわかりやすいんじゃないかな、と思んです。
一昨日あたりから去年のライブのパンフレットを出してきて読んでるんですが、テーマ別に語られる彼等の言葉はホントバラバラで可笑しくて、でも目線はいつも同じ方向を見ている感じがするんですね。言葉の「ここ!」って切り取りとかできないんだけど、でも彼等が非常にバンドとしての自分達と、自分達の音と、ライブをより良いもの、より楽しいものにしたいという意欲を大事にしているのがわかります。あと自分達がライブを楽しむ事もすごく大事にしている…大事にしすぎてたまにこちら側が置いてけぼりになるんですけど、たぶんそこが一番譲れない部分なんだろうと思います。もちろん自己満足で終わらないような努力もすごくしてます。特に去年のツアーではスタッフとの打ち合わせもすごく多かったとも聞いていますし、でもきっと「ライブを楽しませるための努力は、自分達が楽しむための努力でもある」と彼等は思っているんじゃないのかな…と思うのです。
そしてたぶんそこがTOKIOの譲れない部分なんじゃないかと私は思うのです。