ちえこ風呂具

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最近はまっているもの

AKB48前田敦子です。たまたま胡桃とダイアローグのPVを見てそこからはまりました。なんか不思議な子なんですね。
最初は少女漫画のヒロインみたいな子だなーと思いました。今の漫画じゃなくて昔の少女漫画ですね。地味で内気な迷える普通の女の子という感じ。他のPVでもそんな感じだし、彼女のキャラクターもそう。彼女は歌もダンスも上手いとは言えない、顔だちもはっきりしていない、でも彼女はメインメンバーなんです。
私は、こういう子は現実社会で目立つとあんまり好かれないイメージがあったのですが、そこで絶大な人気を得てしまうのがアイドルなんだなーと感じると同時に、秋元康の眼力とプロデュース力のすごさを感じました。前田敦子はアイドルになるだけあって、決して魅力のない少女ではないんですが、なんだか後ろにいると個性と個性の間に埋もれてしまいそうな気がするんですね。でもそこをメインに据える事で「個性がない」という個性を浮きだたせているように思いました。彼女の持つ透明性は色とりどりの少女の中で見事に浮き上がっているんですね。だから人気が出るし、反対にこっぴどく叩かれもするのでしょう。実際コアなファンにはあんまりよく思われてないみたいな話もあるんですけど、そこで逃げ出さないあたりに彼女には一本芯があって、そこが「手を出したらなびきそうだけど、でも手を触れるのをためらわれる」感がして、私は彼女が好きです。