矢萩渉 冒険者
懐かしい音楽です。
- アーティスト: 矢萩渉
- 出版社/メーカー: キティ
- 発売日: 1990/10/01
- メディア: CD
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矢萩渉というと安全地帯のギタリストです。そんな彼ですが実はCDとカセットテープ時代にソロで2枚アルバムを出してました。このアルバムに収録されている曲がすごく好きで当時レンタルしてカセットテープにダビングしていたんですが、しばらくしてどうしてもCDで残しておきたくなって行きつけのCD屋さんに在庫を聞いたら既に絶盤してたんですよね。でもそこ店長さんがとても良い方で、レコード会社の少し在庫が残ってるかもしれない、と調べてくれて取り寄せてくれたのでした。今ならネットで中古も手に入りやすくなっていますが、当時は一生懸命探すしかなかったんですよね。そんな想い出深いアルバムです。今でも大事な大事なアルバムです。
アルバムタイトルにもなっている「冒険者」は本当にかっこいい曲です。曲もアレンジももちろん歌もいいですけど、またこの詞がね…いいんです。作詞は松井五郎ですけどね。矢萩さんじゃないんですけどね。
メロの「憧れない 実際にときめいてない」が秀逸ですよね。冒険者のイメージが覆るような、でもまさしくイメージそのもののような、そんな感じ。低いテンションで入って「行くぞ地の果て 見た事のもない夢よ」とサビでストーンと開ける感じも好きです。他にも幻想的で、それでいてそっと背中を押してくれるような優しさを感じる曲が沢山あって、当時難しい年頃だった私の心を助けてくれました。すべてにおいて直球じゃないから好きでした。
二枚目の「喜びの歌」もすごくいい作品でした。天使失踪や満月の時刻なんてタイトルからしてオタクにはたまらないですよね!という曲が入ってます。とってもおすすめです。どっちも中古で買ってみてください(笑)。
そうそう、中嶋悟が出演してたEPSONのCMソングでもありました。中嶋悟も好きだったんだー…。あの頃からホントにおっさん好きやったと思います。いや、リーダーはおっさんちゃうねん。おっさんやから好きになったんとちゃうねん。