ちえこ風呂具

日々の事とかTOKIOとか織田信成君とかフィギュアスケートとか

音楽の力

音楽のちからの録画したのを少しずつ見ています。トークとかはほぼ早送りなんですが、昔の曲などはやっぱりなつかしく思うもので、尚且つ昔の歌い手の方が変わらず良い歌い方をされていると「メディアに大きく出なくなっても、地道に歌を歌い続けているのだなあ」と感動します。あと昔から私は古い、私の世代ではない頃の歌や歌詞が好きでしたが、年齢を重ねるにつれて改めて良い曲だなあ、と思う歌もあります。
中でも海援隊贈る言葉が本当に素敵な曲で、昔はあまりに直球なので説教くさいなあ、と思ったりもしたんですけど、今聴くと「まさしくそうだなあ」と思います。特にに2番の

信じられぬと 嘆くよりも
人を信じて 傷つくほうがいい
求めないで 優しさなんか
臆病者の 言いわけだから

言葉がありますよね。ここはホント突き刺さるというか、まさしく優しさを求めるというのは臆病な心から来るんだなあ、と思います。というか思うようになりましたね〜。
自分が相手に傷つくときって、必ず相手に悪意があるわけじゃないんですよね。誤解とか齟齬とか、そういう部分から不信に繋がって相手の本質が見えなくなってしまったり、感情が上手にコントロールできなくて苦しんだり、そういう事が沢山あるんだよなあ、という事を実感する事が増えました。反対に何気ない自分の言葉が人を傷つけてしまったりすることもあるし、分かり合いたいと思ってもどうしても相手と分かり合えない場合も沢山あって、そんな中で自分は生きているんだなあって。でもどんなに何気ない言葉でも、傷つくと臆病になっちゃうもんなんだよなあって。そういうふうになった今聴くと、このシンプルな歌が本当にすごいなあ、と思います。シンプルな歌詞にすごい深い意味が込められているように思うんです。
強くなりたいなあ、としみじみ思うこのごろです。