ちえこ風呂具

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ロスト・イン・ヨンカーズ 森ノ宮ピロティホール

というわけで行ってまいりました。そういえば舞台っていつ見たっけ??となって、よく考えたらミュージカル以外の舞台はほぼ初めてだったという事に気づきました。ミュージカルもここ最近はさっぱりなので、半分初めて舞台気分です。
内容は深くは伏せるとして、バックグラウンドがわからないとなかなか理解し辛い物語だと思いました。一応舞台の中で説明があるんですけど、なんかあんまりうまく入ってこないのね。これが映画とかだと背景そのもので表現出来たりすることもあるんですけど、特に今回の話は一つの部屋が固定された舞台になっているので益々入ってこない。これが意外としんどいなあ、と思いました。特に序盤が。
私は今回ちょっと首筋を痛めていて、それが舞台を見下ろすので余計に辛くて、もう痛いし頭痛くなるし、でも物語の事を理解するのに頭を使わないといけないしすごいしんどかったなあ…というのが実は舞台を見終わった後の印象です。
ただ、終わってから余韻を味わうとすごく感じのいい舞台だったなあ、とも思います。特に役者さんが良かったですよね。特に中谷さんと草笛さんが良かったんですが、どの役者さん*1もいい演技をされていて、カーテンコールで誰を中心に拍手をしていいのかちょっと迷いました。基本松岡さんですけどね。そして設定は暗いけど後味の良いストーリーでした。なんというか、アメリカ人らしい脚本ですよね。
そして今回一番目的の松岡さんの事ですが、舞台で見る松岡は存在感がすごくあって「うわー、まつおかやー」感が半端無い。演技でも手足が長くてアクションがすごく派手で、声がはっきりしていてセリフが耳に入りやすい。松岡が出ていない最初の方ではちょっとユニークなセリフやアクションがあっても笑っていいのか迷ってしまってたんですけど、松岡が出てきたところから空気がふっと変わって笑えるところできちんと笑えるようになるんですよね。最初に出てきたときのスーツ姿が本当にカッコよくてびっくりするというか(苦笑)ファンがびっくりするのもなんなんですけど、シルエットが大変美しいなあ、と思いました。尚且つ足とかねー腕とかねー、色々出していただいてなんともうれしいというかいつもながらしっかり筋肉のついた無駄のない手足だなあ、と思いました。
あと丁度前日ぐらいに「ぼくの伯父さん」を聞いた所為か、今回のルイは「これはまさしく僕が伯父さんやなあ」と帰り道で思ったのでした。こんな偶然ないですよね。

*1:しかしなぜか入江君がウエンツ君に見えて仕方なかった。カツラの所為もあるんでしょうけど、声がなんか似てるんですよね。