ちえこ風呂具

日々の事とかTOKIOとか織田信成君とかフィギュアスケートとか

マキヒロチ「いつかティファニーで朝食を」

ふとした時に寂しいって気付いた時
おなか減ってたらふんばれないがね

…だからやっぱり…
朝ごはんはうんと食べないとね!

−いつかティファニーで朝食を 2巻「実家と、みかんと。」−

いつかティファニーで朝食を 2巻 (バンチコミックス)

いつかティファニーで朝食を 2巻 (バンチコミックス)

グルメものでは現在おとりよせ王子とワカコ酒を読んでいて、この作品もずっと気にはなりつつも東京周辺のお店の紹介になるだろうから…と思って避けていました。正直面白おかしく漫画を通しておいしいお店を紹介するだけの漫画だと思っていたのですが、たまたま書店で見本を読んだら以外と深い内容だったので買ってしまいました。
麻里子を中心として様々な環境に居る不器用な女性達が色々日々に悩みながら朝食を食べる話、といえば簡単すぎるかもしれません。多分上記に引用させてもらった、2巻の「実家と、みかんと。」の言葉がこの作品の底なのかな?と私は思います。
私、この回は本気で号泣*1してしまいました。
で、この作品以上に勧めたいのがこっちですよ!
創太郎の出張ぼっちめし 1巻 (バンチコミックス)

創太郎の出張ぼっちめし 1巻 (バンチコミックス)

麻里子に振られて編集から営業に異動になった創太郎が出張に行きながら、おいしいお店を開拓していく話です。ティファニーのほうは結構重い話しなども入っているのですが、このぼっち飯は創太郎が単純な性格だからかそれとも男性だからなのか、全体的にあっけらかんとしていて気軽に読めます。
食べることに興味が無かった創太郎が徐々においしいもの食べる喜びを感じたり、さりげなく麻里子の不満の訳に気付いたりもしていて、がんばれ!創太郎!!という気持ちになります。
何より全国なので!!全国のおいしいお店なので!!神戸のお店も紹介されているので!!

*1:声出して泣いた