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勝負の神様は羽生結弦に味方した、と感じた世界選手権男子FS

世界選手権見てました。見ている所為で結構寝不足になりました…見ている間ってなんもできないんですよねー。
男子シングルでは正直、フェルナンデス選手のFS演技前までは彼の3連覇で終わるだろうと思ってました。もちろん完璧にやれば、とのことでしたが、やはりあれだけ崩れない選手たちの名演技の最終滑走はかなりのプレッシャーだったんだろうと思います。後半のジャンプが崩れ始めたところで、勝負の神様が羽生選手に味方した…と感じました。それでもメダル獲得はあるのではないかと思いましたが、ステップの足元が崩れてきたところで頭を抱えてしまいました…うん私が。
羽生選手のFSの演技は素晴らしかったと思います。SPが終わった時点では彼を勝つ時の試合のメンタルに戻して完璧な演技ができるようになるのか正直不安でしたが、あんなに安定した演技を見せてくれるとは思いませんでした。さすが土壇場に強い選手です。多分彼自身が勝負の神様を引き寄せるぐらいの演技をしてしまったんですね。ジャンプ終わった後のテクニカルカウンターが加点モリモリになるのに笑いが止まりませんでした。羽生選手がこの調子でいる限り、クワドを複数跳んで回りきって降りれたら勝てるっていうのはないな、と思います。
これはチャン選手にも言える話ですね。彼の場合年齢による体力的な部分もあって、やはり今回の両方をそろえることが出来なかったのが残念ですが、でも彼の場合SPでクワド一本跳んだだけで100点超えですもんね。FSで崩れても5位ですからね。いまだに上位を脅かす選手であることを見せつけてくれた気がします。チャン選手に関しては、私は完璧な演技をしていればいう事が何もない感じです。あのスケーティングを見ているだけで満足なんですね。でもアマチュアスケーターにそれだけ見れればいい、というのはなんだか彼の挑戦に対してすごく失礼な気もします。FSの出来次第ではメダルも取れたわけですから。このすごい時代に、彼の年齢でそれができる選手というのが彼のすごさです。
私はクワドが決まった瞬間は感動しますし、こうやって4回転が当たり前になってきている時代にはわくわくします。今回はボーヤンもすごかった!ジャンプの申し子だなあ、と思いました。でもジャンプだけだと面白くない(いやボーヤン、ジャンプ以外も成長してきてますが)んですね。というかジャンプよりもどんどんトランジションとかスケーティングとかそういう細かいところが好きになってしまっています。そういう意味で言うならば今回も好きだなあ、と感じたのはブラウン選手のスケートですね。やっぱり彼のプログラムがめちゃくちゃ好きです。つなぎモリモリ、何もしてないところが殆どない別の意味ですごい鬼プログラムをあんなに美しく演じ切る彼のスケートが好きです。彼のスピンを見るたびに、彼の中にある肉体や体幹の素晴らしさを感じます。音楽との完璧な調和だけで順位が決められるならばジェイソンは誰にも負けないと思います。
宇野選手も素晴らしかったと思います。少々危ういジャンプもありましたけど崩れなかったですし、特に今年のFSはいいですよね。なんちゅーか、いいですよね!ジュニア時代からドンファンとか、ちょ…なんで子供にそんな男っぽい曲を…みたいなプログラムの多かったわけですが、どんどんこのラテン曲が彼にしっくりなじんできている気がします。
あとはテンくんうおおおおおお(泣)とか、ミーシャ来年オリンピック枠あるけどなんかもう今すぐやめそうなコメントやめてとか、コリャーダってばクーリック似の良い顔立ちなのにプログラムがやっぱりおかしいとかいやむしろロシアンらしくていいのかとか、そんなことを感じつつ世界選手権テレビ視聴終わりました。今日のエキシ見れるんかしらん。
出来ればJスポ4契約して改めて男子女子アイスダンスと全部録画しておいときたいけど、そんな余裕もあるのかないのか。