ちえこ風呂具

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父、危篤

先日、父が脳内出血を起こして緊急入院をしました。
脳の病気は再発しやすいということは聞いていましたが、父の状態がすごく順調だったのでまさか今こんなことがおきるとは、と驚いています。
担当の先生は「このまま出血が止まらなければ脳死状態になる可能性が高い。大変危険な状態」と言っており、昨日まで私と母はひどく沈んでいました。正直言って葬式のことも考えていました*1。でも知人の方が「最悪の状態も考慮しておかなくてはならないけれど、それでも1%を信じてあげるんだよ。その1%で生還する人もいるんだから、嘆いてばかりいてはいけない」と言われました。ちなみにその1%の可能性で生還した方というのは知人のご家族だったりしまして、そういった実体験を経験している人の言葉はすごく力がありました。あと「人間は病気で死ぬんじゃない、寿命で死ぬんだよ。だからまだまだわからないよ」とも言われました。
この言葉聞いて私と母は元気を取り戻しました。すると不思議な事に一緒に父も元気になりました。死んだような顔に赤みがさして、言葉をかけると「ぎゅっ」と手を握り返してくるようになりました。最初は全く動かなかったのに、今は足は動くわ、手は振り払うわ、くちはくちゃくちゃ動かすわと、びっくりするほど動いています。
 もちろん、元気と言っても意識が戻ったわけではありません。体が動くのも、父が意図的に行っているかどうかはわかりません。
 でも、私たちが元気になる事が父にも力を与えるんだ、と信じて、今は父の力を信じて元気にやっています。
なんだか驚きの年末ですが、とりあえず報告まで。

*1:脳死状態になると延命処置をするか否か、という問題が残っているんですが、私たちは「もう死ぬだろう」という感じでしたね。