ちえこ風呂具

日々の事とかTOKIOとか織田信成君とかフィギュアスケートとか

「不愉快な言葉=悪」という図式

家ではやさしいお母さんなんですよ。でも長く1人でいた私にはそれが危うく見えて仕方がない。
人の気持ちというのは、自分で考えるよりずっと弱いものです。
簡単に足元をすくわれて利用されてしまう。利用したがる者にね。
子供を思う気持ちが、同時に他人への醜い言葉も生む。
内への愛と外への憎しみ。それは、わかりやすい感情でいくらでも拡大できるんです。
Papa told me 17巻 EPISODE.82『ホワイト モスリン

なんとな本田さんの最近の日記を読みながら、ふと上記の言葉が浮かんできました。
ところで私はWebにタレントの感想を書くとき、それも厳しい内容の感想を書くときに悩むことがひとつあります。
もしかしたら目にするであろうタレントの気持ちを優先させるのか
それとも自分の気持ちを優先させるのか
またそれとも読んでいるであろう自分以外のファンの気持ちを優先させるのか
ファンでない人の気持ちを優先させるのか。
その結果書かない内容が最近増えてきている今の状況をどうしたものかと思っている次第です。
以前にも書いたけれど、私の日記やサイト*1の文章というのはTOKIOに向けて書いているわけでもなく、また私以外のTOKIOファンの方の為に書いているわけでもなく、そしてTOKIOのファンではない人にTOKIOを理解してもらう為に書いているわけでもありません。この日記のTOKIOカテゴリの文章は私が自分の中に詰まったTOKIOに対する感情を吐き出すためだけに書いているものです。
なので本当ならば悩むことなどないのかもしれませんが、公の場所に文章を書いている以上、他人の視線に無頓着にはなれませんし、なってはいけないと思います。
ただ、問題はそのさじ加減で、他人の目を気にしすぎれば、自身の思うことはなかなか言葉には出来ないし、また反対に自分の気持ちに重きを置きすぎれば、それは他人をむやみに傷つけてしまいます。もちろん自分の意見を率直に書く限りは、なかなか人を傷つけずにいることは難しいのですが、やはり出来るだけそういった事は避けたいものです。
またアイドルタレントのファンサイトというのは、反対意見を書き続けていると必ず非難の声があがります。それが暴言でなくとも。
もちろんその人達の気持ちも分からないでもないのです。ジャニーズタレントに対しての言質には、やはりファン以外の方は否定的な物言いをされる方も多いので、私もガックリきたり、憤りを覚えた事は1回や2回ではありません。
しかし、出来ることなら非難の声をあげる前に一度深呼吸と瞬きを2回ほどして感情をクリアーにしてもらえないだろうか、と思うのですよね。
これは書き手の勝手な言い分であり、こうやってサイトをもってない方からすれば書き手の心情などわかる筈もないですけれども(苦笑)。あと、思わず否定したくなる時の気持ちも、タレントに対して全肯定されている方には分からないだろうしなあ。
ま、読んでいる方からすれば「自分が全て正しいと思って書いている」ように見える文章に見えるんでしょうけど、実際はそんなことはないんですけどね。ファンなんて冷静にタレントを分析できるわけないというか、所詮他人なんだから勘違いも山ほどしてるってわかって書いてるんですけど、なかなかそういう書き手の心情って見えないんですよね。まあそのあたりはしょうがないので、なるべく軽く受け止めて行きたいなあ。

*1:お菓子コンテンツに関してはまた別の話