望月誠人氏訃報について

ヅッキーホーンのリーダーで、トロンボーン奏者の愛称ヅッキーさんこと、望月誠人氏がこの9月6日に劇症肝炎で亡くなられました。TOKIOのファンとして、ここにお悔やみ申し上げます。
TOKIOライブのサポートであるホーンセクションとして、演奏だけにとどまらず、ホーンセクションのアレンジ、ライブを盛り上げるパフォーマンスやライブの構成にたくさんかかわっていただいていました。本当に本当にTOKIOを様々なところから支えていただきました。望月さんがおられたことで、TOKIOだけでなく、私たちファンの心も支えられていた部分がとても多かったと思います。
特に私は望月さんの日記にとても励まされていました。ジャニーズグループのサポートというと、本当に影となって、存在そのものもあまり見えないことが多いです。また見えたとしても、あのように言葉に出していただくことも難しいです。そんな中で、彼の日記はTOKIOが充実して音楽活動をしていること、周囲の人間が本当にTOKIOの音楽を愛してくれていることを知ることのできる大事な、大事な存在でした。
彼が語るライブの裏側に、私がどれほど励まされていたかわかりません。2009年のライブの最終日に書かれた日記に

何度も書くようだが、今回のツアーは3ヵ所5公演と 数少ないのがホントに残念だったが、やはりそこはツアー最終日。

彼等は彼等なりの素晴らしい最終公演を作ってくれた。

初サポートしてから5年目だが、回を重ねるごとに一人一人の楽器の技術が上達して行く様は、見ていて驚きと感動がある。

単なるタレントのサポートではなく、ここはサポートも含めた全員でバンドをやっている感がある。

という嬉しい言葉がありました。今見れば泣けるばかりですが、当時は本当にうれしくて「ああ、本当にTOKIOはいい方達のライブをさせてもらっているんだなあ。いい関係を作ってこれているんだなあ」と思ったことを覚えています。
また、私は直接知りませんが、望月さんは他のアーティストやグループにもたくさんかかわっていた人でした。たくさんの仕事をかけもちながら行っていた彼は、たくさんの人にその存在と才能を愛されていた人だったと思います。私がこの訃報を知った時、情報を得るために沢山のサイトや日記を目にしました。彼の死はテレビや新聞等で大きな見出しが出るような、そんな存在ではありませんでしたが、それでも本当にたくさんの人たちが悲しんでいました。その悲しみに、彼がどの仕事にも全力で尽くしていた結果を見る事が出来ました。
本当に大事な方を亡くしたと思います。これからもずっと彼と一緒にライブを楽しんでいけると思っていたのに、残念で残念でたまりません。
でも今は天に向かって頭を下げていたいと思います。
本当にこれまでありがとうございました。