中国杯とちょっとだけNHK杯

スケートアメリカは気付いたら終わっていて、スケートカナダは途中で気づいたけど録画が間に合わず、というところで中国杯とNHK杯は逃さない！と頑張りました。ただしBSまで追っかけたのはNHK杯のエキシビジョンのみの上に、録画しているのも全部見れているわけじゃないのですが、感じたことを書いてみたいと思います。
中国杯で面白かったのは男子シングルでした。織田選手のプログラムを見たのが初めてというのもあったのですが、羽生選手のクワドの確実性がホント
はーーー、これが日本の次世代かーーーー…。
という感じでした。トリプルアクセルもするっと跳んでしまっているのがすごい。
あと羽生選手とガチンスキー選手の上位若手二人の青春ドラマのようなジャンプガチンコ勝負に震えました。SPで決めてきたのはいいですが、フリーでイマイチになってしまって…。でもそのフリーの結果が二人とも互いを意識してということですから、もうこっちは震えてしまいますよね。ドラマですよね。
1位になったアボット選手はこれまたすごく美しいスケーティングで…振付も、もー素晴らしかったです。織田選手は若手二人が落ちてしまった中、銀メダルを頂きました。でも落ち着いていて良い演技でした。勝つことも大事だけど、勝つことだけに執着すると冷静さを欠いてしまうので、楽しんで滑る事を一番に考えたのは良い事だと思います。そうやって自分の今できるベストをきちんと尽くす事を体に叩きこんで、ソチまでに素晴らしい選手に成長していってくれたらいいなーと思いました。才能のある選手なので！！あとフリーのステップが…密度増えてよかったです。すごく難しそうな曲と振付でしたが、がんばれーー。
女子シングルは村上佳奈子選手が悲壮な表情で演技していたのが印象的でした。特にSPの直前に先生とこぶしを叩いて自分を鼓舞している姿がいじらしくてかわいかった…！山田満知子先生がまるでお母さんみたいでしたね。こういう素直な表情が彼女のいいとことですよね。本人は成長期でもあるし、今は本当に辛くて、怖くて、しんどい時期なんだと思いますが、こういった時期はどの選手(特に女子選手)にほぼやってくる事でもあるので、ここを一生懸命乗り切ってもらいたいなあと思います。演技は昨シーズンのような勢いがありませんでしたが、大人の演技が徐々にできるようになてきているのがすごいなあと思いました。あとはミライ選手が調子あげてきて見ごたえがあったり、ロシアは相変わらずなかなか恐ろしかったりと女子シングルも見ていて楽しい試合でした。
そしてNHK杯、書きたいけど時間足りてない………でもとりあえず
女子シングルは鈴木選手と浅田選手の演技に思わず泣いた！！
男子シングルは高橋選手の調子の上げっぷりに恐ろしくなった！！
そして高橋トラン組銀メダルおめでとーー！！
とだけ…いや実は全部見れてないので…。あとエキシビのアンコールで演じた川スミの「いつも何度でも」はいつでも涙があふれてきてしまいます…。この曲ってなんだか川口悠子選手そのもののような気がしてしまうんですよね…川口選手を詳しく知っているわけじゃないんですけれども。