おいしいという事を描ける人
今私、鮭茶漬けにはまっています。というのも鮭茶漬けをおいしく食べてる人の話を読んだからです。ここでは紹介できないものなのであれなんですが、くたびれた男性二人が鮭茶漬けを食べる話でした。
それを読んで以来、ふと思い立つと残った焼き鮭を崩して、焼き鮭がない時は鮭フレークを、ちょっとぬるめのごはんに乗せてわさびをちょっとつけて胡麻ふって、お茶かほんだしをお湯で解いたのをかけて食べてます。たまにそこにしば漬けとかしその実漬けとか足してます。おいしいです。
私は食いしん坊なので、何か食べているシーンが出てくる話が好きです。食事のシーンを読むとその人の食生活がわかります。特に普通の、なんでもない食事がおいしく感じられる話が好きです。なんでもない普通の食事に少し手が加えてあると、作者の何気ない日々の食事を大事にしているように思えます。そういう話に出会うのは難しいのですが、出会えた時はとてもうれしいものです。
というわけでおいしい本を紹介しておきます。以下の書籍に出てくる食事は「普通?」という感じですが、作者が普段の食事にこだわりをもって大事にされてるのがよくわかります。
- 作者: 上橋菜穂子,チーム北海道
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2009/07/28
- メディア: 文庫
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- 作者: 磯淵猛
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2001/05/01
- メディア: 文庫
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- 作者: 高田郁
- 出版社/メーカー: 角川春樹事務所
- 発売日: 2009/10/15
- メディア: 文庫
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というわけですが、私はまだまだおいしい話を探し中です。