ちえこ風呂具

日々の事とかTOKIOとか織田信成君とかフィギュアスケートとか

少クラっていうらしい

少クラプレミアム…なわけだ。というわけでありよしさんの日記で相葉君と太一の「アイドル観」の違いについて読んだわけですが、私はこの二人のアイドルについての語感は違って当然、という感があります。
というのも私が思うにTOKIOってアイドルとしては結構落ちこぼれで、ジャニーズの定説から尽く外れてるように思うんですね。それは彼等の行動ではなく、そこにまつわる結果なんですけれども。
 具体的な部分だとCDセールスが悪かったり*1、コンサートで人を入れられなくて会場を小さくしたり*2、と彼等はデビューしてからジャニーズらしい結果をなかなか得られなかった人達だったと思うんですよ。だからといってアイドルというものをとっぱらってバンドである事も出来ず、ジャニーズアイドルとして冷たい視線を浴びつつも、アイドルとしての快感を得る事もなかなか難しく、その中で彼等は複雑な想いを抱えてきたんじゃないかと。「俺達はアイドルじゃなくてバンドなんだ」と強がったり、反対にステレオタイプの「ジャニーズアイドル」という部分に強い憧れを抱き続けながら今のオールマイティーなアイドルの位置を築いてきた、そんなふうに思うのです。そんな彼等が最初から「ジャニーズアイドル」そのものであった後輩達と「アイドル」に対する観点が全く違うのは当たり前じゃないのでしょうか。それと同時に太一の元々もってるノルスタジックな部分…みたいなのもあのアイドル観には表れてる気もしますが。
ただね、今回それがクローズアップされたのは彼の性質の所為だと思うんですよ。国分太一っていうのは元々じっくり発言を聞いて、それを頭で噛み砕いて、そして自分の発言をする、というタイプでは全くないんですよね。だって「飲んだら説教」の人ですからね。彼はわからない事に対してはわからないものとしてきちんと聞く姿勢を持てる人だと思うんですが*3、今回みたいにがっちり自分の意見を持ってるテーマの場合だと、主張する事に重きを置いてしまう。それは彼の真っ直ぐな部分でもあり、詰めの甘さでもあると思います。尚且つ相手は若い後輩だし…まあ、後輩ファンからは色々言われそうだなぁ。頑張れ国分太一TOKIOファンとしてはこの番組で君が司会者としてもう一皮剥けるのを待ってます。
ちなみに蛇足だけどこういう時の適任者ってTOKIOのメンバーってリーダーか松岡じゃないかしら、と思ってます。どんな話題でもじっくり話を聞く、もしくは後輩の相談を親身になって聞ける、この番組に必要な二つのどちらかを持ち合わせてるのがこの漫才コンビだと思うな〜。まあリーダーの場合なんかだと、自分をがっちり殺して司会に徹してしまって却って面白くないかもしれないけど。

*1:今もあんまりよくない

*2:武道館から渋公とか

*3:なのでR30みたいな番組では良い感じで進行できるんだろうと思います。